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商品が税関で止められたときは?

海外から日本に運ばれる品物は、必ず日本の各税関を通って手元に届きます。その過程で、品物が税関で止められてしまうことがたまにあるのです。

そんな時にはどうしたら良いのでしょうか。

税関からはがきが届く

税関で品物が止められた場合、「通関手続きのお知らせ」というはがきが届きます。そこには、担当税関の連絡先、通知番号、連絡事項などが書かれています。

一般的なショッピングなら問題はないはずなので、慌てずに税関に連絡しましょう。

税関で止められる理由は様々ですが、理由ごとに職員さんが手続を教えてくれますので、それにしたがって手続きを進めてください。
手続きが完了すれば、品物を送ってもらえます。

どんな理由があるの?

税関で止められてしまった理由は、お知らせの連絡事項に書かれています。

多くの場合は、請求書(invoice)に不備があり価格が確認できない、というものだそうです。
この場合は、価格が証明できるものをFAXで送れば手続きは終了です。値段が分かる注文確認メールなどは大切にとっておきましょう。

その次に多いのが、個人の輸入かビジネスかが分からない場合。
例えば友人と共同などで大量に買い物をしたり、個人でも買い物の回数が多かったりすると、その目的を確認されることがあります。
個人輸入とビジネスの輸入では関税の計算法が違ってくるので、きちんと確認が必要なわけです。
この場合、税関に連絡して目的を話せばOKです。

他にも色々なタイプがありますが、まずは税関へ連絡を。
職員の方が詳しく手続きに必要なことを教えてくれるのでご安心ください。

税関では開封検査も

税関では品物の開封検査もたまに行われます。

対象となりやすいのは、大きな荷物や、同じような形状のものがいっぱい入った荷物、アジアの新興国から送られてきたものなど。
一般的な小包や有名通販サイトの荷物は開けられることは少ないようですが、これは運次第。

Lilyの場合、ファッション系では一度もないですが、コスメ(香港からの輸入)の場合は段ボールが2階ほど開封されていました。

開封検査は一番外側の段ボールだけでなく、時には商品パッケージが開封されることもあります。
でも、これはもちろん法律で定められた必要な作業です。入っている物を正確に把握するための作業ですね。

開封検査の対象になった場合には、仕方がない、と諦めましょう。

ちなみに、開封された荷物には「税関検査のために開封し再装しました」というようなシールが張られてきます。
また、もし税関検査の過程で品物に破損が生じた場合には税関から連絡があるそうです。