parisMapさんの海外通販体験談
買ったもの:シルクのスカート
購入したショップ:La Redoute
La Redoute はフランスの通販です。
衣料を中心に、寝具や家具の品ぞろえもあります。
きっかけは友人から教えてもらったのですが、それはもう15年ほど前の事で、当時は
カタログ通販でしたが、現在はカタログは送られなくなり、Web通販となっています。
カタログ通販をしていた頃の体験談ですが、当時、商品の注文FAXでしていました。
英語はなくてフランス語だけです。
私はフランス語を勉強しているので、カタログの内容や、注文FAXの注意事項などは、
一応すべて理解できました。
でも、ある時、注文した商品と届いた商品が異なっていました。
シルクのスカートだったのですが、私が注文したのは、2枚で、ブラックとパープルでした。
でも届いたものは、ブラック1枚と、注文した覚えのないワンピースでした。
フランスから送られてくるもので、送料もかかってますから、このような注文違いなどで返品は、
正直、面倒くさい…と思いました。
でも、届いたワンピースは、とうてい私が着れそうなものではなく、あっても
棄ててしまうようなものでした。
もし、わりと気に入れば、今回は目をつむって、そのままにしてしまおうと思ったと思いますが、
注文したシルクのスカートは1枚1万円ほどするものでしたし、届いたワンピースは、
番号違いでピックアップされていて、スカートの品番と価格1万円で、合計金額が
計算されいています。
ワンピースは、見たところ、1500円くらいか…というような商品でした。
諦めきれなかったので、フランス語でFAXで交渉することにしました。
電話はさすがに、時差の問題もあるし、国際電話代がばかにならないし、そしてこのような
クレームを表現できるほどフランス語会話能力が、十分ではありません。
FAXではフランス語で、品番と違う商品が入っていた旨と、注文した商品の在庫確認をしました。
フランス人はよく、仕事が遅い…と言われてしまいますし、拙いフランス語の外国人に対して
どのようなクレーム対応をしてくださるのか…と、私は興味もあり、でもドキドキしながら
フランス語をしたためました。
でも、私が感じるフランス人の印象は、英語やなにかで話す外国人にはそっけないことがありますが、一生懸命フランス語を使おうとする外国人には、とっても親切なのです。
自国の言葉を大切にする国民だとつくづく思いました。
ですから今回も、フランス語は拙いですが、対応お願いします、と心を込めて書いたのです。
そうしたら、すぐ翌日、La Redouteの通販担当者さんから返信FAXが入りました。
早いですし、マニュアル道理の対応ではなく、わかりやすいフランス語で、丁寧に対応してくれていたのです。お返事は、スカートの在庫がないという事実入りです。
それと、本当にうっかりしていたのですが、私の手書きに注文番号が見づらくてミスが起きてしまったようなのです。
ですから、返品すれば返金ができますが、送料は私持ちでとなります。
そして、税関を通るためにTaxもかかってきてしまうようです。
そうなってくると、私も海外通販で返品する細かい説明がもし書いてあれば、
フランス語でよく読まなくてはなりませんが… 少し自信もないし、お金がよりかかってしまう
可能性もありそうで…
少し面倒くさくなってしまったという気持ちも大きく、翌日に同じ担当者さんへFAXを打ち、
今回はこのワンピースを受け取り、やりとりはこれにて終了でOKということにいたしました。
自分に落ち度もあったようで、泣き寝入りというほどのことでもありませんから、
まあ良い経験という感じですが、このような気持ちになったのも、FAXをくださった担当者が、
わかりやすい、配慮のこもったフランス語で書いてくれたからです。
フランス語でやりとりして、心が通じた嬉しさもあり、良い経験となりました。
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